標準化・集中化プロジェクトProject 02

標準化・集中化プロジェクト

※記事内容は取材当時のものです

◆集中化と標準化の推進による生産性の向上

当社では、JR東日本グループ各社より受託している会計業務や連結決算関連業務などの生産性向上を図るため、各社に常駐して業務を遂行する方式から当社の本社・支店で業務を遂行する方式への移行(集中化)と各社で異なる財務業務フロー等の統一(標準化)を推進しています。

◆高付加価値業務や創造的な業務への人材のシフト

新会社設立、会社再編、海外事業展開、会計基準の新設・改正などに伴う専門性の高い業務ニーズの増大に加え、財務業務の変革を加速するため、標準化・集中化を推進し生産性を向上することにより、これらの高付加価値業務や創造的な業務への人材のシフトを進めることとしています。

◆当社の知見・ノウハウやICTツールの活用などによる業務改善

長年にわたりJR東日本グループ各社の財務業務を担ってきたことによる知見、ノウハウなどを活用し、業務フロー等の統一や勘定科目の統廃合など、JR東日本グループの財務業務の標準化を進めているところです。

また、JR東日本グループ共通の経理システムによる伝票起票においてExcel形式で入力した大量の仕訳データを取込むことができる「一括取込シート」を開発・運用することにより、伝票起票の効率性向上と精度向上を実現しました。

さらに、RPAの利用促進や優良事例の水平展開により、業務の効率化を進めました。

◆ブリッジ化実現向けた取組み

これまで、当社の本社・支店に集中化した業務を遂行するにあたり、会社毎に担当者を配置する体制としていましたが、複数の会社でユニットを構成(ブリッジ化)し、会社の枠を超えて横断的に伝票入力・承認等の業務を遂行することにより、さらなる業務の効率化や柔軟なジョブローテーションを実現することができました。

初めての取り組みのため、試行錯誤を重ねましたが、ユニットの社員と標準化・集中化プロジェクトが目標や課題を共有し、一丸となって解決に取り組むことにより、成果を出すことができました。

Message

プロジェクト参加社員の声

標準化・集中化を通じて、JR東日本グループの財務部門全体の変革に携わることができるため、大きなやりがいを感じています。

JR東日本グループ各社の財務部門の方々と繋がりを持ちながら、よりよい財務部門の将来像を創造することにプロジェクトの魅力を感じています。

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